活動報告(研修・イベント)

ぼうさいこくたい2021_<セッション:S28>3者連携の必要性と平時からの備え~東日本大震災・台風被害を経験した岩手だからこそ伝えたいこと~(内企画)」(報告)

11月6日ぼうさいこくたい2021内にて、岩手の取り組みを発信するセッション「3者連携の必要性と平時からの備え~東日本大震災・台風被害を経験した岩手だからこそ伝えたいこと~」を開催しました。

まず始めの事例紹介は、JVOAD栗田氏コーディネーターのもと、岩手県社会福祉協議会 斉藤氏、岩手県地域福祉課 長谷川氏、INDS 葛巻代表よる岩手県域の事例紹介として、ボランティア活動推進指針の改定、防災ボランティア支援ネットワーク、平時からの互いの研修への協力などの取り組みをご紹介いただきました。

続いて市町村域の3者連携の事例を2地域ご紹介しました。
一つ目の事例は、3度の水害を経験した中で、町内連携の動きが始まっている岩泉の事例を岩泉町危機管理課 佐々木課長、NPO法人クチェカ 鈴木氏よりご紹介いただきました。

続いて、市町村域の3者連携の2つ目の事例は、東日本大震災、以後の災害においても、社協・NPOが連携し、災害対応にあたっていたる釜石の事例を釜石市社会福祉協議会 菊池課長、三陸ひとつなぎ自然学校 伊藤氏よりご紹介いただきました。

最後のディスカッションでは、県域と市町村域の登壇者の皆様と東日本大震災・台風被害を経験した岩手だからこそ伝えたいことについて意見交換を行いました。

災害は平時の延長線上にあり、平時にできないことは災害時にもできません。だからこそ平時から顔の見える関係を築き、有事の際はすぐに連携が取れる体制を作っておくことが重要になります。
災害を経験した岩手だからこそ、全国の皆様にお伝えしたいです。