公開紹介:日本財団『災害時における共助の活用の手引き』
お知らせこの度、日本財団により2025年6月23日に公開された新資料「災害時における共助の活用の手引き」をご紹介いたします。
本手引きでは、全国10地域の災害支援事例を収録し、行政と災害NPOの連携体制や時系列プロセスを丁寧に整理されております。災害対応に関する用語解説、全体像を俯瞰できる構造図、平時からの官民協働のあり方を示す解説コラムなども掲載されています。
災害対策基本法の改正や防災庁設置を踏まえた現場対応にも合致していますので、被災地支援や災害対応力強化を目指す自治体・支援団体にとって、実践的な“手引き”として活用しやすい構成です。被災経験が浅い自治体でも、災害発生前から連携体制の構築や支援準備が可能となる内容です。
岩手県でも、いざというときに官民がつながり助け合える体制を整えることが求められています。本手引きで示された10地域の連携モデルや実務ポイントは、私たち災害中間支援団体にとっても大変参考になる内容です。今後、いわてNPO災害支援ネットワークとしても、平時からの共助体制づくりをさらに進め、自治体・地域団体や支援者の皆さまと連携していく所存です。ぜひ一度、ご覧いただき、意見交換や活用のご提案などをお寄せください。
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「災害時における共助の活用の手引き」公開ページ(日本財団)
https://www.nippon-foundation.or.jp/who/news/information/2025/20250623-113115.html