活動報告(災害対応)

【活動報告】5月20日・21日_チェンソー研修会@大船渡市を開催(主催:DRT-JAPAN岩手)

5月20日と21日の2日間、大船渡市綾里小路で、東北各地から集まった消防士の有志約30名が参加するチェンソー研修会が行われました。

この講習は、2月に発生した大船渡市の林野火災をきっかけに開かれたもので、今後、焼損木の撤去や山林の手入れが必要になったときに備えることを目的としています。現地では火災の影響で地盤の保水力が落ちており、大雨の季節を前に、土砂災害への備えが課題となっています。

全国の災害支援の現場や人材育成に関わってこられた方々を講師に迎え、チェンソーの使い方や安全管理について、実践的な視点から指導していただきました。

山林の再生をはじめ被災地の復旧には時間がかかります。だからこそ、こうした学びの場を通して、顔の見える関係や技術の積み重ねが大切になってきます。

今回、いわてNPO災害支援ネットワークも協力団体としてこの講習に関わらせていただきました。
これからも、現場に寄り添いながら、必要とされる支援を一緒に考え、かたちにしていければと思っています。