企業プロボノ支援を頂きました(活動報告)
いわてNPO災害支援ネットワークの参画団体である
いわて連携復興センターが、R2年度からの3年間「休眠預金活用事業」を活用し、
岩手の災害時の中間支援ネットワークであるINDSの更なる基盤強化と、
県域の3者連携の確立を目指す取り組みを行っております。
その中で、企業プロボノによるご支援のお話を頂き、昨年より企業プロボノプロジェクトを始動しておりました。そのご報告をさせていただきます。
<下記、いわて連携復興センターHP転載>
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いわて連携復興センターによるを防災に係る現在の活動の柱は、3つあります。
一つ目は、「復興に特化した中間支援」。
二つ目が、「防災」。
三つ目が、「震災伝承(アーカイブ)」です。
この二つ目の防災の部分では、復興から東日本団震災の5年後にあたる平成28年8月末の台風10号災害を機に立ち上がった「いわてNPO災害支援ネットワーク」に参画しており、今回のプロボノ支援についても、このINDSの活動をさらに推進するため「災害時の企業連携に向けた、連携協働事業の提案資料の作成」の部分でご支援いただきました。
*プロボノ活動とは、本業で培った専門スキルを用いて無償の社会貢献を行うことです。
私達は、岩手県版官民連携の防災モデルの構築を目指して、セミナー開催や県市町村社協、行政などと連携を進めているところではありますが、この多機関連携を支える継続的な仕組みが必要であり、その基盤を安定させるためには、地域に根差した企業との連携が不可欠です。
担い手が限られている岩手においては、特に企業連携は進めていく必要があるということで、今回INDSが日々の団体訪問に使う連携協働事業の提案資料の作成が必要となりました。
今回プロボノに手を挙げてくださった方は、ジョンソン・エンド・ジョンソン コンシューマーヘルス ドクターシーラボ(Supply Chain Deliver Excellence)にご所属の赤生さんです。
期間としては、2022年7月から9月の3か月間。
企業連携に向けた提案資料が出来上がることをゴールとして、完全リモートで、週に1回1時間の打ち合わせをしながら進めました。
実際にプロボノ支援を受けてみて、情報の整理や資料作り等、専門スキルを持った方から、客観的な視点でアドバイスをもらいながら、企業提案書作成、SDGsの整理など、つい後回しになりがちな、「重要性は高いのに、緊急性は低い」課題に着手できました。
そして、新たなつながりということで、赤生さんに応援してもらっている、INDSの仲間が増えた感覚でモチベーションアップに繋がりました。
ご支援いただきながら作成した資料を、今後の活動に使わせていただきます。
最後になりましたが、「ボランティア・プロボノ基礎講座」や「マッチング会」を企画してくださったJANPIA様、プロジェクトを伴走してくださったJVOAD様、今回のご支援に企業としてご協力してくださったジョンソン・エンド・ジョンソン様、そして何より、プロボノワーカーの赤生様、他ご支援いただいた全ての皆様に感謝申し上げます。
しっかりと今後の活動につなげていきます。
本当にありがとうございました!!