活動報告(災害対応)

2023.09.19_秋田支援(報告③)

秋田での支援活動のご報告です。

社協や各種支援団体・機関も被災者の把握や支援に動いているところではありますが、
秋田県民の“人に頼れない”“内向的”な県民性や、内水氾濫ということで、水が引いてしまってからは被害状況が外から(屋外から)は見えづらいこともあり、なかなか被災者からのニーズ収集に苦戦しています。

被災者の方の中には、台所や家電が被害に遭って調理ができない方、
日々の家屋復旧で疲れ、食事をご自身で作って食べれない方などが見受けられます。
支援物資もいくつかあるのですが、支援物資の商品にそろそろ飽きが出てきている、
栄養が偏ってきているなどの声も聴かれてきております。

そこでこれまでの繋がりから株式会社ユニバース様にご相談させていただいたところ、早急にご検討→支援決定をしてくださり、NPO法人あきたパートナーシップへ、子供たち向けのお菓子や魚等の缶詰などの沢山の食料品をご支援いただきました。

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※支援物資を取りに来られた被災者の方(写真掲載の許可を頂いて掲載しております)

物資を取りに来られた方は、支援物資にほとんど見ない魚缶やお菓子を手に取り喜ばれておりました。
株式会社ユニバース様この度のご支援誠に有難うございました。

2か月経とうとする今でも、
濡れた畳の上に布団を敷いて寝ているご高齢夫婦や、
気持ち的に家屋復旧作業できず、手つかずの家屋でカビだらけのお宅で生活している方、
家電が水没し、電気ポット1つで生活せざる負えない方、
そもそも罹災証明や各種制度、支援情報にたどり着けず、孤立している方……など、
新規ニーズが災害ボランティアセンターにあがってきている状況です。

認定NPO法人あきたスギッチファンドでは、秋田県内で発生した豪雨災害支援を目的とした募金を開始しています。被災された方にとっては今後の生活再建が喫緊の課題となっております。
皆様の温かいご支援を宜しくお願い致します。

■認定NPO法人あきたスギッチファンド
https://sugicchifund.akitaps.jp/202307_kifu/