活動報告(研修・イベント)

2022.09.26_【令和4年度 災害ボランティアセンター設置・運営研修訓練@北上広域圏】に参加

2022.09.26(月)に、【令和4年度 災害ボランティアセンター設置・運営研修訓練@北上広域】に参加させて頂きました。北上広域圏は、西和賀町と北上市の2市町で構成されています。

今年の訓練会場は、北上市総合福祉センターで行いました。
今年5月に「災害時における協力体制に関する協定」を締結された
北上青年会議所さんも参加されての訓練でした。

昨年は、コロナ禍ということもあり社協職員さんらで訓練されたとのこと。
その時の訓練の振り返りを活かしながら、
今年の訓練は、参加者全員で全体の流れがつかめるよう
シナリオに基づいたロールプレイを中心とした訓練でした。

 
実際に、福祉センター裏の防災倉庫からテントを出して、
災害ボランティアセンターを設置するところから、
私達も普段見ることがない、市災害対策本部⇔市社協のやり取りなどをロールプレイで確認させて頂きました。

北上市は、岩手県内陸中部に位置し、北上川と和賀川の合流地点にある自然豊かな人口約92,000人のまちです。
昭和22・23年と2年連続して日本を襲ったカスリン・アイオン台風により、岩手県内も甚大な被害を受けましたが、その後、ダムや堤防建設など治水対策が取られ被害は少なくなってきているそうです。
それでも、平成19年9月17日に発生した洪水被害では、北上市内で98戸(岩手県238戸)の家屋浸水の被害が出ています。

大雨や台風、竜巻の発生はいつどこで起こってもおかしくありません。
「ここは大丈夫だろう」「災害が少ない地だから」と過信せず、
日頃から一人一人の備え、地域内の繋がり・連携体制等の防災力、災害時を想定した訓練が大切になってきます。